職質アンチパターン

無責任な事を書きたい

羽田から新千歳へ向かう飛行機が目的地の上空に差し掛かったあたりで、機内で放映されたいた映像が機載カメラのそれに切り替わった。

機載カメラが映す下界の風景は、地表面が一面雪で覆われていて、かつ車やら工場やらが吐き出す排気がモクモクと白く煙っていて、「うおーなんかファンタジーみてー!」とか「二ノ国みてー!!!」とか思ってて訳もなくテンションが上がっていたんだけど、いざ地上に降りてみれば糞寒いし、道路は渋滞してるし、路面の凍結のお陰ですっ転ぶしで上がっていたテンションは見事に呆気無く下がった。

上から見下ろした時と、下から見上げた時とでは物事の印象は大きく変わる。あるいは大きく変えられる。

というか、2年前まで北海道に住んでいたんだから (しかも20年余り) 、北海道の冬がロマンチックでもファンタジックでもなんでもなくて、雪かきと氷割りのみがリアルとしてただただ存在しているという事実は重々承知していたはずなんだけど、やっぱり冬に東京から北海道に戻ってくると、見慣れない雪の所為でその覚悟と認識を狂わされてしまう。来年帰ってくる事があったら、その点は克服していきたい。

航空機の機載カメラの話題に戻る。あのカメラはF値がやたら小さいのか、あるいはただ単純に性能が低いだけなのか知らないけれど、やたら光に弱い気がする。

ある程度強い光を受けると、カメラはその輪郭をぼやけさせて、アブストラクトな光の塊として大味にそれらを扱う。ネガティブな感じで聞こえてしまうかもしれないけれど、そうではない。逆にその効果が割と良い感じで (「ファンタジーみてー!」ってな感じで騙されたのは、この影響も有るのでは無いだろうか) 気に入ったので、Instagram のフィルターなんかに追加されねーかなーとかぼんやり思ったりした。

Instagram のフィルターと言えば、アレ、プラグインとして追加できるようになったりしないのかな、といつも思う。有志が作成したフィルターを追加して、それを使って写真を投稿出来るようにすればかなり面白いと思うんだけど。

フィルター作成者はInstagram に上納金を支払って (Developer's Fee みたいな感じで) フィルターを作成・公開する。作ったフィルターは有料で売ってもいいし、無料で公開・配布しても良い、みたいな感じにすれば微妙に儲かったりするんじゃないかなー、と考えるなどした。

プラグインと言えば、Evernote のプラグインを作りたい。まだ全然調べてないけれど、アレってプラグインを作れる仕様になってるんだろうか。なってれば良いなー。来年の課題としたい。