「検索」という行為に対する関連付けについて
妊活のCM,なんかおかしいと思ったら「スマホで検索」って言ってるのになぜかマウスカーソルが出てるからだ pic.twitter.com/BdWzF4f4Nv
— オラオラ系 (@moznion) 2015, 1月 18
「検索」=「マウスカーソル」みたいな認識が生まれている気がする
— オラオラ系 (@moznion) 2015, 1月 18
いや、「検索」=「クリック音」という関連付けなのかな
— 押しに弱い (@moznion) 2015, 1月 18
ともかく,検索デバイスがPCであろうとスマートフォンであろうと,検索を連想させたい時はマウスカーソル出してクリック音出しておけば良いみたいな感じだ
— オラオラ系 (@moznion) 2015, 1月 18
テレビCMなんかはその視聴者にサービス名とか商品名とかを検索してもらいたいので,その「検索する」という行為について何らかの関連付けを行って強く印象付ける必要があると思うんだけど,その関連付けが結構面白い事になってると思う.
スマートフォン使ってる人だったらわかると思うけど,普通は検索する時にマウスカーソルは出てこないし,そもそもクリック音もしないと思う.けれども,上記の妊活のCMは検索を促す場面でマウスカーソルも出しているしマウスのクリック音も出している.
これは人間が「(webの) 検索」と言えば「PC」ひいては「マウス」という共通認識みたいなものを獲得したことなのだと思っていて,マウスカーソルを見たりマウスのクリック音を聞くだけで「検索を促している」と理解できるようになったのは割と進化っぽい気がする.「山」と言えば「川」みたいな.「クリスマス」と言えば「チキン」みたいな.
こういう風に画面にマウスカーソルを表示したり,マウスクリック音を入れるだけで色々な数値 (アクセス数とか) が変わってくるんだろうと思う.家庭にインターネット普及したての頃にこんなCMを打ったとしても多分そういう感じの効果は出てこなかったろう.技術の進歩に対して人間の認識が合っていくの見ると面白い.