職質アンチパターン

無責任な事を書きたい

ママゴトという漫画が非常に非常に良かった。

角川、なんか狂ってて、Kindleだと本50%オフとか70%オフとかいうセールやってて、 ここぞとばかりに沢山漫画を買ったんだけど、このママゴトって漫画が本当に良かった。

ざっくりあらすじ説明すると、子供に対するトラウマ抱えてるスナックのママが、友人の子供を引き取って一緒に生活してるうちに、家族の大切さとか子供を愛おしく思う気持ちとかを再確認していく感じの話で、もうベッタベタに「良い話」なんだけども全然いやみったらしい感じじゃなくて、アンチ良い話の僕でも大満足! って感じだったので良かった。多分、この作者も「良い話」のこと、嫌いなんだと思った。

で、話の本筋とは多分関係ないんだけど、この漫画の舞台は恐らく広島で、登場人物はだいたい広島弁喋ってるんだけど、なんというか「地方都市の限界」みたいなのが至る所から汲み取れて大変趣がある。
あと登場人物の気持ちを描写するときに方言使うと、不思議と説得力的なものが増して良いと思った。高橋しんの漫画読んでる時にも似たようなこと思ったけど、高橋しんの北海道なまりはやり過ぎだと思う。

多分まだ安い。角川はすごい。