PoEと私
PoEは本当に便利で,Etherケーブルでデータを送るだけではなく,同時に電流を流すこともできる.つまり我々が持っているデバイスのほとんどはPoEで事足りる,これはすなわちEtherケーブルだけで日常の生活ができるようになるということです.ごちゃごちゃな配線とはさようなら! やりましたね.今すぐにPoEスイッチを買いましょう.私は買いました.
しかしなぜだか知らんが世に出ているガジェットはネイティブでPoEをサポートしておらず,Raspberry Piですらサポートしていないこの体たらく.我々が持て余している大量のRaspberry Pi 2,これらに醜く電源とEtherべつべつ2本の線で繋ぐのか……
と言う時に来たのがこの救世主 <メサイア> です.
このスプリッター本当に便利で最高,これを100個買います pic.twitter.com/8EGlevya1N
— ショベルカー (@moznion) 2018年4月6日
PoEでやってきた信号を,データと電流に分けてそれぞれEtherとMicro-USBに流すというスプリッターでかなり便利.Micro-USB側に電流が流れるタイプのスプリッターなので大量のRaspberry Piを抱えて途方に暮れていても救いが得られます.
これはAliexpressで5ドルくらいで買ったものなのだけれど,発注した翌週には現物が来るという実績があるので心置きなく100個発注ができます.
https://ja.aliexpress.com/item/Active-PoE-Splitter-Power-Over-Ethernet-48V-to-5V-2-4A-Micro-USB-4-Raspberry-Pi/32800364355.html?spm=a2g0s.9042311.0.0.PWPikQ
あとAmazonを覗いてみると,いわゆるふつうのDC電源のプラグに変換するものも売っているので,全部PoEにするのは理屈上かのうでしょう……
IEEE802.3at準拠 PoEスプリッター PoE+対応 12V出力 30W給電 1年動作保証 SC-POE-S3
- 出版社/メーカー: Secucam
- メディア: エレクトロニクス
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ところでRaspberry Piの新しいバージョンであるところの3 B+はPoEサポートなんですってね!! 勝利です!!!!
と,ニュースが出た時は騒いでいたんですが,これはネイティブサポートではなくHatによるサポートだったんですね.Hatかよ!!!
受難の日々は続く……