職質アンチパターン

無責任な事を書きたい

有料のカンファレンスの講演の質が悪かったら怒る人とか多いと思うんだけど,大学とか大学院の講義がクソで怒る人って少ない気がする.

 
これおかしくて,こっちは学費払ってるから,大学の講義も有料カンファレンスの講演とあまり変わらないと思う.講義の内容が悪かったら怒りを表明して改善させなければならないけど,その方法があまりにも制限されているのは問題だと思う.
 
本学にはフィードバックシステムとかいう,講義の最後にアンケートを取るシステムがあって,大体の大学は似たようなシステムが存在してると思う.僕はそのアンケートの全項目にほぼ最低の評価をつけて,備考欄にも「改善しろクソ」的な内容を心を込めて書いているのだけれど,改善の兆しは一向に見られない.フィードバックシステムが機能していない事の証左だと感じている.
 
そうなってくると,クソのような講義に取れる意思表示としては,「講義に出ない」っていうのがあると思うんだけど,その武力を行使すると単位が来ないという些か困った状況になる.ただ,時間は有限だし,クソのような講義に時間を割く暇は無い.従ってジレンマである.
そもそも,講義の出席率が悪いと怒り狂う教官いるけど,その原因は自分の講義に魅力が無いことにあると何故気付かないのか不思議に思う.
 

これは最近本当に思っていることで,本当に厳しい話だと思う.マズいラーメン屋に入ってしまったら「もう次からは行かねえ」で済むと思うけど,大学はそうもいかない.大学側もそれを理解した上で悪用してるから,もう駄目だと思う.学生という顧客と大学というサービスプロバイダのパワーバランスが完全に破滅しているように感じる.

とにかく僕は有益な講義を受けたいだけなのに,ここまで苦悩しなければならないの,かなりつらい感じがする.マッチングに失敗するとこうなるので,皆様におかれましては努努注意されますよう.

 

参考資料