GORE-TEX 3layer シェルジャケット修理
この記事の続きなのですが,先の記事中にある微妙に破れてしまったシェルジャケットの裏地部分を直すという話です.
折しもid:hitode909さんがモンベルから売られているGORE-TEXのメンブレンのパッチを当てることでシェルジャケットの修理を行っていたので,それを参考に直してみることとします.幸いにも職業柄パッチを当てるのは得意.
破れてるね〜.本来はこの傷口をなんとかしたほうが良いのでしょうが (取扱説明書には「縫え」と書いてありました),裁縫スキルにパラメータを振ってこない人生を送ってきましたからこのままやってみることとします.
適切なサイズに切り取ったパッチを仮当て.取扱説明書に「角部を面取りするとはがれにくい」とあったのでそのようにします.
あて布をしつつ,アイロンの中温で圧着します.
圧着済みの様子.やはり完全とは言えず,元々破れていた部分が琵琶湖のように浮き上がっています.前処理をうまくやればもっとなんとかなりそうな気はします.
表面から見た様子.こちらも目立たないもののうっすらと琵琶湖が見て取れます.そして更に良く目を凝らすとパッチの形がぼんやりとわかったり……
とはいえだいぶ目立たない感じになったのと,実用上は問題ない (機能性を取り戻した) ので,結果大満足です.これでまたこのシェルが着れる……良かった良かった!